【2019年版】プログラミングを始める時のパソコンの選び方
「これから、プログラミングを勉強したいけど、パソコンは何を使えばいい?」
と、迷う人もいると思います。
そこで、日本とアメリカで、
20年以上プログラミング分野に携わってきた、
「プログラミングのプロの視点」で、
次の様な方に、役立つ内容をお伝えします。
- 子供にプログラミングを学ばせたい、
小学生のご親御さん - プログラミングスキルをつけて、
転職や副業を考えている社会人の方
では、まず始めに、まとめると次のようになります。
- Windows、Macどちらでもプログラミングは問題ない
- 会社や学校のパソコンに合わせるのもいい
- ノートパソコンの方がデスクトップよりもいい
- パソコン性能は気にしなくていいが、ゲーム用でも使いたい?
- パソコンを買って、あるといいソフトは?
最近は、パソコンも比較的安くなってるとは言え、まだ高価ですよね。
なので、お財布にも優しく、買ってよかったと思える選び方をお伝えします。
何より、それで、「プログラミングが楽しい」と感じてもらえると、嬉しい限りです。
では、順に解説しますね。
この記事の目次
WindowsとMac、どっちがいいの?
結論、始めはどちらでも問題ない
これからプログラミングを始めるために、パソコンを買う時に、まず悩むのが、「WindowsとMacのどちらがいいかな?」ですね。
これも結論から言って、Windows、Mac、どちらでも問題なく、プログラミングできます。
始めの段階では、どちらもそれほど変わりません。
以前は、Windowsだけの対応ソフトウェアや、Macだけの対応ソフトウェアがありましたが、現在は、あまりそのようなソフトウェアはありません。両方で使えるソフトがほとんどです。
プログラミングも専門にする僕自身も、WindowsとMacの両刀使いですが、仮にどちらかだけのパソコンでも、困ったことは、ほとんどありません。
多分、これを読んで頂いてる方は、中級者より前の方だと思います。
なので、始めはあまり、Windows、Macは、気にしなくてもいいです。
ただ、次のようなケースもあるので、参考にしてくださいね。
学校、会社で使ってれば、同じでもいい
これから、自宅用のパソコンを買おうとしているけど、会社や学校では、既にパソコンを使っている場合もありますね。
その場合は、それと同じでもいいです。
例えば、会社や学校で、Windowsを使っているなら、Windows10の方がパソコンがおすすめです。
また、小中学校で、Macが導入されていて、それを使うことがある場合は、Macを購入する方がおすすめです。
理由は、学校や会社と自宅で違うもの(オペレーティング・システム=OS)を使うと、学校と自宅で違うと、両方の使い方を覚える必要があります。
会社や学校では、OSは、Windowsのパソコンを使ってるけど、自宅では、Macを使うのは、これからプログラミングを始める人には、少し勉強する範囲が増えるので、少しだけハードルも上がりますね。
それは、それで勉強になりますが、なるべくプログラミングを覚えることを優先する方が効果的に学習できます。
では、WindowsかMacのどちらがいいか、だいたい見えてきたら、次は、どれくらいの性能のパソコンがいいかを、次で解説します。
その前に、WindowsとMac、それぞれのいい点、よくない点をまとめておきますので、参考にしてくださいね。
セキュリティ面の比較
あまり神経質に気にする必要はありませんが、セキュリティ面では、Windowsは、少しだけ、ウィルスの危険性はあります。
では、Macはセキュリティ面では、Windowsと違って安全、安心かというと、そういうことはありません。
要は、世間では、Windowsの方が、使われている数が多いので、ウィルスを作る人間からすると、数が多い方をターゲットにした方が、攻撃しやすいからです。
でも、これも、ちゃんとセキュリティソフトで、対策をしていれば、おおよそ安心です。
セキュリティ対策のソフトについては、最後の方で、解説します。
特に、子供の学習用にパソコンを検討している場合は、セキュリティ対策のソフトは大切です。
WindowsからMacへ乗り換えは、ハードルが高い場合もある
これからパソコンを買う人は、あまりないかもしれませんが、Windowsのパソコンに慣れている人は、Macに乗り換える時に、抵抗を感じる人が多いです。
その理由は、「ファイル操作方法がWindowsとMacでは異なる」からです。
パソコンで、エクセルファイルや、ワードファイルを使うというのは、なんとなく分かると思います。
そのファイル自体は、WindowsとMacでも同じですが、問題は、ファイル管理の操作が少し違うことです。
「何のこと?」と思う場合は、今は、ここは気にしなくても大丈夫です。
スマホアプリも作ってみたい!と思う人は、Macがいい!
プログラミングをこれから勉強したい人で、スマホアプリも作りたい!という場合は、Macの方がいいです。
理由は、Windowsでは、iPhone用のアプリを作るのは、少し難しいからです。
MacとiPhoneは、アップルという会社が作ってますよね。
なので、Macでは、iPhoneのアプリを作る時に、作りやすい環境が準備されてるのです。
Windowsは、マイクロソフト社の製品ですね。
なので、iPhoneのアプリを作る時には、Windowsでは、iPhoneアプリを作る環境が十分には、ありません。
Macは、カッコいい?
これは、ほとんど余談ですが、結構、重要視する人も実は、多からずいます。
よくカフェで仕事すしていると、Macのノートパソコンを広げて、何かしてる人を見た事ないでしょうか?
なんか、雰囲気でますよね。テレビドラマ見たいとか? ^^)
仕事や勉強には、あまり関連性はないですが、やる気アップする雰囲気も大事ですね。
別に、Windowsだから、やる気アップしないというのは、全く関係ないですね。
Macは、デザインも重視なので、ファッション性もあり、その点でも、人気ではあります。
ノートパソコンとデスクトップ、どっちがいい?
結論はノートパソコンの方がいい
結論からいって、特にどちらでも理由がない場合は、ノートパソコンがいいです。
理由は、やはり、どこでも持ち運びできて、使えるからです。家でも友達の家でも、カフェでもできます。
それと、パソコンを置く場所を取らないのはいいです。笑
あとは、バッテリー搭載なので、万が一、コンセントが抜けても、安心です。
これが、デスクトップだと、コンセントが抜けると、バツンと、パソコンの電源が落ちて、作業中のまだ保存してないデータは、消えてしまいます。デスクトップを使ってる時は、何度か、このような悲しい出来事に合いました。(T T)
補足ですが、ゲームを中心に考える人は、デスクトップの方が、複雑なゲームの動きでも、スムーズにモニター表示できるオプションを追加できるので、いい場合があります。
でも、個人的には、これからプログラミングの勉強を始める場合は、ゲーム優先のパソコン選びは、控えた方がいいと考えます。
その理由は、プログラミングよりも、ゲームに熱中してしまいやすくなるからですね。^^;
どれくらいの性能のパソコンを選べばいい?
パソコン性能を考える前に大切なことは?
では、いよいよ、具体的なパソコン性能について、考えてみましょう。
どれ位の性能のパソコンがいいのかは、悩ましい所です。
ですが、実は、パソコンの性能を検討する前に、「何のプログラムから始めるか?」を知ることが大事です。
お子さんに、プログラミング学習をさせたいご親御さんの場合は、「スクラッチ」という無料ソフトがおすすめです。
学校で使うプログラミングのソフトが、既に分かっている場合は、家でも、それを使った方がいいでしょう。
転職や副業を考えている社会人の方向けの、プログラミングの選び方の記事は、下の記事を参考にしてくださいね。
では、これらのプログラミングを始める時に、必要なパソコン性能について、以下にまとめます。
CPU
動作の安定性、速度を考えると、プログラミングをする場合は、次のレベルのCPUがあると安心です。
おすすめレベルのCPU
インテル社製、i7 CPU
これでもOKレベルのCPU
インテル社製、i5 CPU
インテル社製以外でも、使えますが、特にこだわりがなければ、上記を選んだ方が安心して使えます。
メモリ
メモリは、プログラミングする時に使うソフトにも影響しますので、8ギガバイト(8G)以上あれば、だいたい大丈夫です。
予算に余裕があれば、16Gでもいいですが、8Gでもほとんど問題ありません。
ストレージ(ハードディスク)
ストレージとは、ソフトやファイルを保存しておく場所です。
ソフトやファイルを保存するストレージ機器には、大きく2つの種類があります。
ハードディスク(HDD)
「ハードディスク」は、磁気を使って、そこにデータを記録する方式の機器です。
その昔、カセットテープがありましたが、それが機械に組み込まれているイメージです。^^;
これは、データを保存する時に、機械的な動作がありますので、パソコンの動きが遅くなる傾向があるので、最近では、あまり使われない事の方が多いです。
SSD
SSDとは、磁気でデータを記録すのではなく、メモリカードのようなものに、データを記録する方式の機器です。
HDD(ハードディスク)のように、機械的な動作がないので、パソコンの速度も速くなります。
特に、こだわりがなければ、現在は、SSDを使う方が、圧倒的にメリットがあります。
容量は、最低500G(ギガバイト)あれば、仕事でも十分につかえます。
画面サイズ
画面サイズは、ノートパソコンであれば、13インチあれば、十分にプログラミングで使えます。
14インチ以上の大きさのモニター(画面)サイズでもいいですが、モニターサイズが大きくなるほど、重さも、パソコンの大きさも大きくなります。カバンに入れて持ち運びもしやすいのは、13インチくらいのサイズが、いいです。
子供向けで、あまり持ち運びしない場合は、14インチ位でも十分でしょう。
逆に、13インチより小さい画面サイズは、これからプログラミングを勉強する人には、小さくて、操作のやりずらさを感じるでしょう。
パソコンを買って、入れた方がいいソフトは?
プログラミング学習のために、パソコンを買っても、それだけでは、十分ではりません。
プログラミングを勉強するには、プログラムを作るソフトが必要ですが、現在は、無料でほとんど入手可能です。
なので、それ以外にあった方がいいソフトについて説明します。
マイクロソフトのオフィス(エクセル、ワードなど)
パソコン購入時に、「バンドル」と言って、ソフトが付属して販売されている事があります。
その方が割安になることも多いので、マイクロソフトのオフィスがバンドルされている方がおすすめです。
もし、バンドルされてなくても、オフィスだけを買い足せば、使えます。
セキュリティ対策ソフト
現在、ウィルス対策ソフトを使わず、インターネット接続するのは、危険すぎます。
WEBサイトを見ただけでウィルスに感染するWEBサイトはたくさん存在します。
ウィルス対策ソフトがパソコンに入ってない場合、そのようなWEBサイトを見てしまうと、ウィルスに感染し、データを持っていかれたり、様々な問題が起こりますので、ウィルス対策ソフトは、必ず入れましょう。
また、子供に、プログラミンング学習を考えている親御さんの場合は、ペアレントコントロール機能がついている、ウィルス対策ソフトの方がいいです。最近、いろいろ事件もありますしね。。
有料のソフトでは、最低限は、これくらいで、十分。あとは、無料のソフトを入れるだけで、プログラミングは始められます。
まとめ
いかがでしたか? これからプログラミングを勉強するのに、どんなパソコンを購入するといいか、イメージできたでしょうか?
もし、まだモヤモヤする場合は、優先順位を決めといいですね。
「プログラミング勉強の目的で、パソコン選びを考える場合、何を一番に優先するか?」です。
そこから、楽しいプログラミングの世界が始まりますので、ぜひ楽しんで、自分に合ったパソコンを見つけてくださいね。
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