30代、40代でもプログラミングを勉強すれば仕事にできる?

30代、40代でもプログラミングを勉強すれば仕事にできる?

大手企業のリストラのニュースを見ると、30代、40代の人は、今後の仕事にモヤモヤ感がつのると思います。

そんな中でも、この記事では、「30代、40代でも、これからプログラミングを勉強すれば、転職や独立に役だつか?」という疑問にお答えします。

30代40代でプログラミング学習は遅い?

プログラミングを始めるのに、遅いことはありません。30代、40代でも、プログラミングを勉強して、実践テクニックを身に着ければ、仕事に生かしたり、転職に役立ちます。

とは言え、仕事をしながらで、経験ゼロからの場合、最低でも3ヶ月~6ヶ月は、学習期間は必要です。プログラミングを勉強したい理由が、収入を上げるためや、転職したいという事であれば、「単ににプログラミングのスキルだけを意識しないこと」です。

つまり、20歳代のプログラミング経験年数が3年以上の人よりも、「自分が勝てるフィールドで勝負すればいい」だけの話しです。

順に解説しますね。

ステップを踏んで、転職、独立に役立てる!

結論から言って、30代、40代でも、ステップを踏めば、これからのプログラミング学習で、転職や独立起業に、役立てることは可能です

とは言え、なかなか想像がつかないと思うので、僕自身の日本とアメリカでの20年以上のエンジニア経験も参考にお伝えします。

30代40代がプログラムで仕事をするには?

1.今は超がつくほどエンジニア不足時代

今は、少子高齢化時代です。会社にとっては、人材採用難の時代です。エンジニアは、超がつくほど、人材不足です。つまり、これから、プログラミングを仕事にしたい人にとって、追い風は吹いてます。

2.企業にとって海外人材、オフショア開発はまだハードル高い

超がつくエンジニア不足時代でも、企業は対策をしています。

  1. 海外人材の採用
  2. オフショア開発

です。

プログラマーの場合、1の「海外人材の採用」は、以前から行われてます。しかし、地方や中小企業では、ハードルが高いものです。理由は、プログラム経験はあっても、日本文化を理解しないと、プログラム開発できない状況が多いからです。

2の「オフショア開発」とは、中国、インド、ベトナムなどに居住しているエンジニアを、日本から指示して、プログラム開発することです。大手企業を中心に行われてますが、1と同じく、地方や中小企業では、ハードルが高いです。理由は、「ブリッジSE」という人材が、不足してるからです。

ブリッジSEとは、プログラム作りの内容を、英語で、海外のエンジニアに指示する職種です。つまり、これからプログラミングを勉強する人でも、地方や中小企業では、活躍の道があります。

3.30代40代は、社会経験で差別化する

30代、40代は、社会経験で差別化

30代40代は、20代よりも社会経験が多いですよね。その年代の人は、20代では持てない経験を、付加価値として、プログラミングの知識に加えればOKです!

例えば、販売、セールス、接客、総務、人事、管理、製造現場の経験などの経験もあり、プログラミングも少しだけできる人材がいれば、HAPPYな会社は多いです。

4.会社が必要とするプログラミングとは?が分かれば簡単!

プログラミングを勉強して転職する場合、大切なことは「そのスキルを欲しがる会社を探すこと」ですよね。では、「会社はなぜ、その人材を欲しがるのか?」を深堀すれば、30代40代でも、今後が見えてきます。それは、大きく2つのケースで、その人材を必要としています。

・プログラムを作る会社で作業者が必要な場合

・会社の仕事を効率化できる人材が必要な場合

1は、ソフト会社開発会社や、ITサービスを提供するIT企業ですね。2は、IT企業以外の会社です。この場合、社内SEという職種があります。

社内SEは、それほど技術力を重視されない場合が多いです。30代40代は、社会経験とプログラミングの知識を生かして、社内SEを目指す道があります。社内SEと言っても、難しく考える必要はありません。

例えば、総務の仕事でも、プログラムの知識があれば、会社に役だてることはたくさん存在します。実際、僕がコンサルティングをした会社でも、そのような人材を欲しがっている会社はたくさんあります。特に、中小企業であればあるほど。

5.会社貢献のマインドは年齢関係なし

これは、精神論ではありますが、重要なことですね。会社のビジネスに役立とうと思えば、30代、40代の経験を生かしてできることは、たくさん見えてきますよね。そこにプログラミングの知識が加われば、大きなプラスになります。

会社に貢献しようというマインドが、多くの気付きを生み、その気づきを実行することで、利益にも貢献できるようになります。

これから勉強する人へおすすめの勉強とは?

では、30代、40代の人が、これからプログラミングを勉強する場合、どのプログラミング・スキルを身に着けたらいい?と思うでしょう。それについては、下の記事でも書いてますので、ご参考にしてくださいね。

そこでは、WEBのプログラミングの事について、解説していますが、先ほどの「社内SEで、WEBプログラミングできる人材」が、今後、企業では求められています。これも、特に、地方や中小企業であればあるほどです。

文系の超絶初心者でもプログラミングで副業を始めるには?

まとめ

大企業のリストラニュースを見て、モヤモヤした時は、プログラミングスキルをつけるのがいいですね。^^)

そこで勉強した「プログラミングの考え方」は、今後のAI時代でも、生かせるでしょう。

AI時代は、AIの考えを理解して、指示できる人材が必要です。それには、社会経験もある30代、40代の経験とプログラミングの知識が、生かせることを解説しました。30代や40代でプログラミングの勉強を始めるのが、遅いこともありません。

何より、プログラミングを面白くやってみたい、と思えることが上手くいく秘訣です。^^)

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この記事の作者
山内玲二
山内玲二(れいじ)
経営者の情報参謀、情報系の経営コンサルタント、複数IT企業の執行役員、産業カウンセラー

学生時代からプログラミングを独学。法人向けのセールス・販売経験を経て、IT企業のシステム企画開発に転身。

その後、転職し単身渡米。副業ながらニューヨークで起業し、日系企業のアメリカ進出をECビジネスでプロデュース。

その事業を売却後に帰国し、大手外資系企業のITマネージャとして、海外事業者とIT事業を展開。退職後、情報系の経営コンサルタントとして独立。

カウンセラーが、カウンセリング相談者を集めるマッチングサイトも運営し、カウンセリングの普及に努めている。

【カウンセリング専門館】
https://www.counseling-pro.com/